テーマ「超学際移動イノベーションと需給交換基盤Synerexで創造する超スマート社会」
スマート社会を実現していくためには、仕組みやシステムをつくって終わりではなく、それを維持して進化させていくプラットフォームが必要。 しかし、今あるデータ連携基盤では、データを出す側・受ける側、ともに変化があったとしても、仕組みを作り直さないといけなかったり、進化していくことに簡単とは言えません。 需給交換基盤「Synerex」はそんな進化するイノベーションを推進するために変化に追従できるプラットフォームです。
そして、超学際とは、文系・理系などの垣根をこえて、様々な知識を活用して社会実装まで結びつける人材のこと。 例えば、コロナ以前でもリモートワークを実現する技術はとっくにありました。 ですが、技術だけがあっても、それを実現する人々の思考バイアスや環境など、さまざまな変数が組み合わさって、やっとリモートワークをする土壌ができあがります。
本講演では、名古屋大学TMI卓越大学院における超学際移動イノベーションの教育・研究活動に加えて、 社会活動プラットフォームとしての需給交換基盤 Synerexとその活用 事例を紹介し、我々の超スマート社会の構築に関わる活動を説明します。